『お金の不安』の理由
『お金の不安』って、理由はどこにあるのでしょうか?
2019年6月、金融庁の審議会によって、“公的年金だけでは老後の生活資金が2千万円不足する”との報告書が公表され、大きな話題になりました。これが将来の『お金の不安』を引き起こしている一因という方も多いと思います。
また、2019年1月から施行された働き方改革によりライフワークバランスを考えて、残業の抑制が始まりました。そこにコロナの影響が加わり、リモートワークなど働き方自体も大きく変わり、中には職場がなくなった方もいるかもしれません。これらの仕事、働き方の変化に伴ない、収入を得る方法やその金額も、当然、大きな影響を受けることになり、これが『お金の不安』の理由とになっている方もいるかもしれません。
さらに、このコロナの影響がいつまで続くのかも含め、日本の経済状況、世界情勢などなど、社会の先行きが不透明で、見通せないということも、漠然とした大きな不安を生んでいる要因だと思います。
【 『お金の不安』の理由 】
・金融庁が発表した「老後資金で2千万円が不足」
・社会の先行きが不透明で不安
・働き方改革による残業抑制で収入が減少
・コロナ禍でますます収入が減少(場合によっては失業)
そこで、まず最初に、みなさんの『お金』に関連する状況について、確認してみたいと思います。
今後の景気
まずは、他の人たちが、今後についてどのように考えているのかをアンケートした結果があるので、紹介したいと思います。
※ここで紹介するアンケート結果は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が行なった「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」によるものです。
<今後について> | 人生100年は大変そう? | 10年後の日本の景気は悪化? | 10年後の世界の景気は悪化? |
---|---|---|---|
20代 | 69.4% | 75.0% | 70.4% |
30代 | 71.8% | 76.4% | 69.6% |
40代 | 77.8% | 78.6% | 77.2% |
人生100年といわれていますが、どの世代も「楽しそう」は少なく、「大変そう」が7割前後という結果です。
また日本、世界の景気についても同様に、どの世代でも「良くなっている」は少なく、「悪くなっている」が7割前後であり、将来に対して悲観的な見方をしている人が多い、ということになります。
貯蓄額
次に、20〜40代では、どのくらいの貯蓄ができているのか、のアンケート結果を紹介します。気になりますよね。
<貯蓄額> | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|
20代 | 53万円 | 53万円 |
30代 | 194万円 | 183万円 |
40代 | 196万円 | 202万円 |
「0円(貯蓄ができていない)」という人も、20代で18.6%、30代で20.0%、40代で23.2%と、どの世代でも20%前後、5人に1人の割合で、いることになります。
貯蓄している人での平均では、20代は50万円、40代は200万円、であり、30代は200万円に少し足りないぐらい、という結果です。
安心できる貯蓄額
次に、老後への備えについてです。
先に書いたとおり、金融庁では「老後の生活資金が2千万円不足する」と発表しましたが、仕事をリタイアした後の備えについて、どのように考えているでしょうか。
仕事をリタイアする年齢までに、貯蓄がいくらあれば安心できるかを聞きた結果は、次のとおりです。
<安心できる貯蓄額> | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|
20代 | 4,026万円 | 4,016万円 |
30代 | 4,955万円 | 5,524万円 |
40代 | 5,473万円 | 5,845万円 |
アンケートに応えたそれぞれ人が、どういう理由で、どのように算出した金額なのかは不明です。
ただ、この結果からわかることは、年齢が高くなるほど、”老後”を身近に感じるようになり、リタイア後の生活資金がたくさん必要になる、と考えているということ。 金融庁の発表の2千万円の倍以上が必要になる、2千万円なんかでは全然足りない、と、どの世代でも考えているということです。
気になったのが、30代では、約5千万円から5.5千万円と大きく増えていることです。老後に対する不安をイチバン感じている、ということを表した結果ではないでしょうか。
『お金の不安』を解消するための金額
先に紹介した、貯蓄額、安心できる貯蓄額、をまとめると、みえてくるものがあると思います。
<貯蓄額> | 現状 | 理想(安心できる) | ギャップ(差) |
---|---|---|---|
20代 | 53万円 | 4,016万円 | 3,963万円 |
30代 | 183万円 | 5,524万円 | 5,341万円 |
40代 | 202万円 | 5,845万円 | 5,643万円 |
表のとおりで、例えば30代であれば、定年までの30年間(30代の最年少である30歳から、定年も仮に60歳としておきます)で、5千万円以上を貯蓄しなければ、安心したリタイア生活は迎えられない、と思っているということです。
この不足している5千万円以上という金額が、『お金の不安』の理由であり、言い換えれば『お金の不安』を解消することになる金額、とも言えるかもしれません。
では、この金額を貯めるにはどうすればいいのでしょうか? 簡単に貯めることができる金額ではありませんよね。
『お金の不安』を解消するための行動
『お金の不安』を解消するために、30代であれば、これからの30年間で5千万円以上を貯蓄する必要があります。そのためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
コツコツとお金を貯めることは、もちろん大切です。ただ、それだけではなかなか難しい金額であり、いままでとは何か違う行動をしなければなりません。では、何をすればいいのでしょうか? 何の知識もなく、いきなり株などの投資を始めるのは、怖いですよね。
まずは『お金』のことを勉強をするということが、とても大事だし、『お金の不安』を解消するためにも、有効ではないでしょうか。
そこでおすすめするのが、すべての女性のための、お金のトレーニングスタジオ 【 ABCash 】です。
サービス内容を一言でいえば、「3ヶ月間、各人に専属のパーソナルコンサルタントがついて、マンツーマンでお金のトレーニングをする」というものです。 具体的には次のとおりです。
・一人ひとりに専属コンサルタントがつく。
・行動科学マネジメントを導入した「習慣化メソッド」を取り入れてる。
・毎日専属コンサルタントにオンラインで支出報告をしながら貯金ができるようになる。
・習い事感覚で通うことができる。
・マンツーマントレーニングなので、安心、信頼して、お金の相談ができる。
・90日間、毎日のオンラインと、全10回の面談トレーニング。
・NYで話題になってる「ファイナンスジム」というトレーニングの日本版。
・30日間全額返金保証あり。
・中立的なサービスなので、金融商品の販売をされる心配がない。
・午前11時から午後23時まで営業(最終受付22時)、土日祝も営業、仕事帰りでもOK。
・行動科学マネジメントだから、知識だけではなく行動を変えることに特化した科学的根拠のあるトレーニング。
・コツコツ小銭貯金のようなトレーニングではなく、今の生活スタイルのまま自然と貯金できるようになる。
・ラクに貯まる仕組みづくり以外に、保険、住宅、iDeCo、NISAなど賢く生きるために必要な知識も身につく。
・お金のプロがマンツーマンでトレーニングするので、続かなかったりペースについていけないという心配がない。
「iDeCoやNISAなどの名前は知っている、本などで知識も得た。でも次の一歩に踏み出せない、という方が多い。行動に変えていくときに伴走する。怖かったものができるようになる」という言葉が表すとおり、単なるお金の勉強だけでなく、行動することを重視しているところがポイントです。
利用者の声も、単なる知識習得だけでないことを表しています。
「その場しのぎはやめて、お金と向き合った」
「今までの習い事でイチバン良かった」
「まさか自分が投資するとは思ってもいなかった」
「数字が苦手な私でも家計管理ができるようになった」
「漠然としたお金の不安がなくなった」
「寄り添って褒めてくれるから頑張れた」
もちろん、マンツーマンでのトレーニングですから、安い金額ではありません。
でも『お金の不安』を解消するために、お金に強くなるために、何か具体的な行動をしようと真剣に考えている独身女性の方であれば、是非、チェックしてみてください。
【参考】みんなのお小遣いと自己投資
ここでは、他の人がどのくらいのお小遣いがあり、どのくらいの金額を自己投資などに使っているのか、についてみてみましょう。
お小遣い
みなさん、どれくらいのお小遣いで生活しているのでしょうか。結果は次のとおりです。
<お小遣い> | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|
20代 | 32,224円 | 28,760円 |
30代 | 30,786円 | 26,684円 |
40代 | 30,278円 | 27,085円 |
どの世代でも減少していて、その額は3〜4千円になります。
このアンケート調査は2019年12月に行なわたので、まだコロナによる影響はない時期であることを考えると、お小遣い額が減少した理由は、働き方改革による長時間労働の是正が進んで残業時間が減り、それに伴ない収入も減り、お小遣いに回せる金額が少なくなった、ということではないかと思われます。
2021年はさらに減っている可能性が大きいです。
自分への投資
例えば、30代のお小遣い、約2万7千円のうち、スキルアップのための勉強や資格取得などの“自己投資”や、美容やファッションなど外見を磨く“自分磨き”に対して、どの程度を使っているんでしょうか。
まずは、“自己投資”についての結果です。
<自己投資> | 実施している人の割合 | 使っている金額 |
---|---|---|
20代 | 29.3% | 6,929円 |
30代 | 24.8% | 8,185円 |
40代 | 22.4% | 6,379円 |
続いて、“自分磨き”についての結果です。
<自分磨き> | 実施している人の割合 | 使っている金額 |
---|---|---|
20代 | 56.3% | 6,445円 |
30代 | 53.2% | 7,888円 |
40代 | 48.0% | 6,777円 |
“自己投資”、“自分磨き”はいずれも自分のためになることです。“自己投資”、“自分磨き”を行なっている30代の場合であれば、あわせて1万6千円ちょっとを使っていることになります。
ただ、30代では、“自分磨き”は半数以上の53.2%の人が行なっていますが、“自己投資”になると4人ひとり、24.8%のしか行なっていません。自分を成長させるための“自己投資”をしている人って意外と少ないと思いました。
これから自己投資を考えているという方には、「3ヶ月間、各人に専属のパーソナルコンサルタントがついて、マンツーマンでお金のトレーニングをする」をおすすめします。 是非、チェックしてみてください。
【参考】コツコツとお金を貯める方法
お金ってなかなか貯まりませんよね。「特に高額なものを買ってる訳でもなく、たくさんのものを買ってる訳でもない。何にお金を使っているのかわからないけど、お金が貯まらない。」って方は多いのではないかな、と思います。
でも現実に、少ないお給料でもストレスなくお金を賢く貯めている人もいる訳で、ここでは、よく言われるお金を貯める方法を紹介します。
お金の貯め方 1).家計簿をつける
そもそも、自分のお金が何にいくら使われているかがわからなければ、どのよにお金を貯めればいいのか、月々いくらぐらいなら無理なく貯められるのかもわかりません。
家計簿をつけるなんて面倒でできない、という方も多いと思いますが、いまでは便利に使える家計簿アプリがあるので、それを使えば簡単に家計簿をつけることができます。
まずは現状を理解することからスタートしましょう。
お金の貯め方 2).『収入ー貯蓄=支出』の実践
よく言われるお金の貯め方の方法として、『収入ー貯蓄=支出』で表すとおり、『毎月、お金が入る⇒そこから決まった金額を貯蓄に回し⇒残りを使う』という行動をとることで、毎月、定額のお金が貯まる、ということになっています。わかっていますが、なかなか、これができない。だから「何にお金を使っているのかわからないけど、お金が貯まらない。」ってことになるんだと思います。
お金の貯め方 3).使いみち不明のお金を見つ出して貯蓄に回す
数か月間、様子をみて、そのような使いみちが不明な金額を把握しましょう。毎月、最初から貯蓄に回す金額に加えて、その使いみちが不明な金額も貯蓄に回すようにすれば、さらに毎月の貯蓄額をふやすことができます。
お金の貯め方 4).固定費の見直し
家賃、光熱費、携帯電話を含む通信費、などの固定費。
家賃は固定費の中でも金額が大きいので減らすことができれば、その分、大きな金額を貯蓄にまわすことができます。でも、そのためには賃貸であれば引越ししなければならず、持ち家のローン返済であれば返済計画を変更しなければならないので、かなり面倒で、現実的ではないと思います。
比較的簡単に見直すことができるのが、携帯電話代です。家にWIFIがあれば、大きな容量のプランは必要ないでしょう。少しでも安いプラン変更にしたり、格安SIMの会社の契約変更したりと、手段はたくさんあります。ぜひ検討しえみてください。
どれも難しいという方、それが普通です。では、どうすればいい?
上に書かれている4つのことは、どれも理解できるけど、実際に実行するのは面倒で難しいという方。あきらめないでください。それが普通なんですから。
その問題を解決するのが、自分だけで考え、悩むのではなく、お金の専門家に相談、指導してもらう、という方法です。
「3ヶ月間、各人に専属のパーソナルコンサルタントがついて、マンツーマンでお金のトレーニングをする」、是非、チェックしてみてください。